2011年05月25日

平成23年度全体会&公開型研修会を開催しました

静岡福祉文化を考える会 会報誌「OUR LIFE」67号記事 より

平成23年度全体会(総会/研修会)の開催
静岡県総合社会福祉会館(静岡市葵区駿府町1-70)において、
          「平成23年度全体会(総会)&公開型研修会」を開催
 

去る5月8日(日)に、ゴールデンウェイーク最終日でもあり、直前のキャンセルもあったが、
下田市、沼津市、富士市、静岡市、焼津市、藤枝市、川根本町、菊川市、袋井市等からの
参加、年代的には、20代から80代の30名が参加をした。

 開会に先立ち、午前中は、第116回委員会が開催され、今年度の会員数は44名であること、
若い人たちの参加呼び掛けの努力や、関係機関・団体との「協働」や、これまでの15年の積み
上げ「プロセス」を大切にすることなどを確認した。

 「全体会」では、まず、平成22年度の事業及び会計報告、引き続き平成23年度の事業説明と
予算説明があり、いずれも承認された。
 特に、平成22年度の事業報告では、静岡県委託事業により、県内各地へ「福祉文化」を様々
な形で発信できたことを評価し合った。

 本会の原点、災害と福祉文化からの学びをテーマに「第1回公開型研修会」の開催

 第1回公開型研修会は、「全体会」に引き続き 14時から16時30分熱心に研究討議をした。
研修テーマは『3年目の取り組み/一人でも安心して暮らせる地域づくりの条件-本会の原点、災
害と福祉文化からの学びー』
               
 まず、参加者一人一人の自己紹介から始まった。 その後、「災害と福祉文化からの学び」を
メインに、行政の立場や社協の立場から、東北地方震災支援を経験した報告から学び合った。
 また、学生の立場から、大学受験日前後に、震災にあい7日間、地元の方々とともに、体育館で
避難所生活を送った貴重な体験談に学んだ。

 本会にこれまでに届いた、何通かの便りも紹介された。 その中の一通は、中学1年から
ボランティア活動に関心をもち、西伊豆町社会福祉協議会主催の「ワークキャンプ」にも積極的に
参加している中学3年生から、「東北地方の被災地の仲間のために、生徒会役員
として、生徒や地域の方々に義援金を呼び掛けたところ、、多額な募金が集められたこと、ボラン
ティア活動は、仲間たちと楽しくやること」と貴重な実践活動の内容が紹介された。

 その後、「一人でも安心して暮らせる地域づくりの条件―地域における一人一人の居場所はあるかー」
を議論し合った。  

 出されたいくつかの意見をここに紹介すると、
 ・「長寿者の自立」は、特に積極的に地域参加が出来る地域環境づくりをする
 ・改めて、生活圏域の支え合いの再構築が求められている
 ・常に、自分自身の健康管理に留意すること
 ・これからは、人々の生活問題解決には「地域を施設化」する発想や、「地域を家庭機能化」する
  発想を持つこと
 ・それぞれ、地域ごとにニーズが違うことを理解すること
 ・一人一人の意識改革が求められている  
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<インフォメーション>
● 福祉文化活動を一緒にしませんか

「静岡福祉文化を考える会」は、平成8年9月1日に発足し様々な分野で
活動している会員が、身近に感じている生活全般の課題を考え、問題解決
に取り組んでいるグループです。

◇この会は会員会費で運営されています。
◇会費は、学生・社会人年間3,000円 高校生以下年間1,000円
◇2ヶ月に1回勉強会を開いています、ご一緒しませんか。

● 申込み 問合せ先
〒420-0841 静岡市葵区上足洗3-7-15-5
 静岡福祉文化を考える会 事務局





Posted by s-fukushibunka at 15:25│Comments(1)
この記事へのコメント
足あとがえしをさせていただきます。
静岡ユニバーサル園芸ネットワークという
NPO に入っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by おっちおっち at 2011年06月09日 14:08
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平成23年度全体会&公開型研修会を開催しました
    コメント(1)